バリアフリーリフォーム~リビング、食堂、キッチン、寝室、洗面所~

バリアフリーリフォームは、市町村が認めれば18万円を限度に資金がもらえる

介護保険法が施行されて、高齢者やその家族にとって住宅改修も楽になったはずですが、様々な問題があることが分かりました。

まず、介護保険に加入していれば、住宅改修の費用が無条件に支給されるわけではありません。

居宅介護住宅改修費の支給について、介護保険では、「在宅で介護している家庭が、手すりの設置などバリアフリーなどに住宅改修をする場合に、市町村が認めれば20万円の90%の18万円を限度に支給される」としています。

以下は介護保険の住宅改修の法律です。

第45条

  1. 市町村は、居宅要介護被保険者が、手すりの取付けその他の厚生大臣が定める種類の住宅の改修(以下「住宅改修」という)を行ったときは、当該居宅要介護被保険者に対し、居宅介護住宅改修費を支給する。
  2. 居宅介護住宅改修費は、厚生省令で定めるところにより、市町村が必要と認める場合に限り、支給するものとする。
  3. 居宅介護住宅改修費の額は、現に当該住宅改修に要した費用の額の100分の90に相当する額とする。
  4. 宅要介護被保険者が行った1の種類の住宅改修につき支給する居宅介護住居改修費の額の総額は、居宅介護住宅改修費支給限度基準額を基礎として、厚生省令で定めるところにより算定した額の100分の90に相当する額を超えることができない。
  5. 前項の居宅介護住宅改修費支給限度基準額は、住宅改修の種類ごとに、通常要する費用を勘案して厚生大臣が定める額とする。
  6. 市町村は、前項の規定にかかわらず、条例で定めるところにより、第4項の居宅介護住宅改修費「支給限度基準額に代えて、その額を超える額を、当該市町村における居宅介護住宅改修費支給限度基準額とすることができる。
  7. 厚生大臣は、第4項の居宅介護住宅改修費支給限度基準額を定めようとするときは、あらかじめ審議会の意見を聴かなければならない。
  8. 居宅介護住宅改修費を支給することにより第4項に規定する総額が同項に規定する100分の90に相当する額を超える場合における当該居宅介護住宅改修費の額は、第3項の規定にかかわらず、出政令で定めるところにより算定した額とする。

平たくいえば、支給は、市町村から20万円の9割、つまり18万円が支給限度額とされています。しかも、支給されるリフォームの対象は決まっています。さらに手すりだけではなく、快適な住まいにするためには思い切ったリフォームで、かなりの資金が必要です。

リビングのバリアフリーリフォーム

車いすで移動ができるようできるだけ広く

余暇団らんの場所です。高齢者や障害者が家庭内で孤立することなく、家族とふれあい、一緒にくつろげる住まいが大切です。また、家族が集まりゃすい場所で、友人と気楽におしゃべりができ、近隣とふれあえる場を確保することも必要です。

日当たりや風通しが良く、家の中心になる場所がリビングです。玄関やトイレ、台所との関連性を考えましょう。広さは車いすでも移動しやすいようにできるだけ広くしましょう。また、床は滑りにくく安全であり、感触がよく、掃除しやすい床材を選ぶ(フローリング、コルクタイル等)ことです。なお、毛足の長いカーペットや畳は率いすの使用には不向きなので注意しましょう。

ダイニングのバリアフリーリフォーム

すで出入りできる間口幅を確保

食事や家族との団らんの場として、日常生活上、頻繁に利用する重要な空間です。配置は庭を眺められるリビングに近い場所や、リビングの一角にすると良く、キッチンに隣接させることが望ましい。広さは車いすを利用でき、家族が集まる食卓を置けるゆったりした空間を確保することです。

床は耐久性があり、汚れに強く、濡れても滑りにくい足触りの良い、温かみのある素材のフローリング、コルクタイル等がよいでしょう。毛足の長いカーペットや畳は車いすの使用には不向きです。嫡墜と天井は汚れにくい材質を選びます。

窓は十分な採光、通風を図るために大きなサッシにし、また、2方向に窓を設けると風通しが良く械なります。出入口は段差をなくし、引き戸とすることが望ましい。できるだけ車いすで出入りできる開口幅を確保しましょう。

食卓は安定感のある丈夫なものを選ぴ、車いすを使用する場合は肘掛けと食卓の高さに注意します。いすは足が届くような座面の高さを選びます。照明は食卓面と部屋全体を照らす照明を設けるとよく、村同質の色味がよいでしょう。換気は食卓上で焼いたり煮炊きをする場合は換気扇を設けましょう。暖房は床暖房が快適です。

キッチンのバリアフリーリフォーム

車いすに対応できる広さを考える

キッチンは、食事を調理したり飲み物も準備する場として、日常生活上頻繁に利用する重要な空間です。また調理することは楽しみの一つです。このため、使いやすい設備機器の設置や安全への配慮が必要です。

配置は配膳、後片付けがしやすいようにリビングや食堂と連続させるとよく、広さは使いやすく、安全に作業できるように、ゆとりのあるスペースを確保することが望ましい。できれば車いすを利用する場合にも対応できる広さを確保しましょう。

床は水に強く、濡れても滑りにくく、掃除しやすい素材を選ぶこと。壁、天井は水や油汚れに強く、汚れても掃除しやすいものとします。特にコンロや流し周辺は、火や水、油に強いタイルなどにしましょう。

窓は流し台の前は、自然光を取り入れて明るくすることが望ましく、出窓にして、水切り棚を設置する方法もあります。鍵を閉めやすくしたり、格子を設置するなどして防犯対策をとりましょう。出入口は食堂や居間との段差をつくらないようにするため、引き戸にすることが望ましい。できるだけ車いすでも出入りできる開口幅を確保しましょう。

調理台・流しは使用者の身体状況に応じ、高さや幅など機器の選定が大切です。いすなどに座ったまま作業できる流し台やカウンターにすると長時間の調理作業のときに楽です。水栓金具はレパl式が使いやすく、サーモスタット(温度調節)機能が付いたものが便利です。調理器はガスを使用する場合は安全性に配慮し、できれば火を使わない電磁調理器などにしましょう。ガス器具のつまみが使いにくい場合は、ボタン式のものが便利です。

収納は高いところにあるものや奥の方にあるものは取り出しにくいので、アップダウン式の吊り戸棚やスライド式、回転式の収納にすると便利です。ガスを使用する時は、ガス漏れ警報機、火災報知器、消火器などを設置することが望ましいでしょう。ガスの種類によって、適切な位置に設置し、視糊覚的にも確認しやすいものにすることが大切です。

照明は部屋全体を明るくする照明器具と、調理台の手元を明るくする照明器具を設置することが望ましい。向きが変えられるスポットライトがあると便利です。ガスを使う場合は換気に十分に配慮してください。レンジフードのスイッチはフlドに付いていることが多いのですが、リモコン式に取りト外せるものが便利です。暖房は床暖房が快適です。その他コンセントは水がかからない場所に設置しましょう。

寝室のバリアフリーリフォーム

トイレ、洗面所、重とは同面に

日当たりや風通しの良い静かで快適な環境を確保するとともに、身体が不自由になった時のことも考えて、車いすや介護のためのスペース、軽い食事や接客などができるスペースについても十分に配慮しましょう。

配置は緊急時の避難や外出のしやすさで1階が望ましく、さらにトイレ、洗面所、浴室との隣接が望ましい。リビング、食堂とも近いと、家族との交流が図れます。広さは1人部屋の場合には6畳以上を確保し、ベッドの利用や介護スペース、リビング機能も考慮し、身辺に物が置けるスペースを確保しましょう。

床は滑りにくく安全で、感触が良く、掃除しやすい床材(フローリング、コルクタイル等)を選ぶこと。毛足の長いカーペットや畳は車いすの使用には不向きです。壁、天井は丈夫で肌が当たっても痛くない平滑な素材で、穏やかで親しみのある日に優しい色調にします。壁紙を選ぶ際には揮発性有機化合物の害を防ぐ意味でピニール系を避け、手すりの設置のために下地の補強をしておくと良いでしょう。

窓はベッド上での時聞が長くなる場合を想定すると、ベッド上からも屋外の景色が楽しめる位置にします。なお、窓は2方向に設けると風通しが良くなります。緊急時の非難のために掃き出し窓があるとよいでしょう。ガラス面からの放熱による寒暑は、複層ガラスにすると防げます。出入口は内開き戸はやめた方がよく、また外開き戸は廊下側を通る人にぶつかる危険があるでしょう。引き代があれば引き戸がよく、引き込み戸も高価だが便利です。検討してみましょう。敷居の段差はゼロにし、換気扇のための給気ガラリや明かり窓を付けましょう。軽量で開け閉めしやすいサッシ、大きく扱いやすい錠を選ぴ、把手はレバーハンドルや棒状のもので、車いすの利用を考慮した開口幅を確保し幸ナしょう。

収納は思い出のある品物が多くなるので、十分な収納スペースを確保し、高さに注意するわけですが、高齢者の身体寸法を考慮に入れ、低めにし、一扉一は引き戸がよいでしょう。

家具が多く置かれていると、手すりがついても連続せず効果が少ない場合もあります。家具などを手すり代わりとする工夫も考えられ、寝具は膝痛がなく、腰も大きく曲げられれば布団でも構わないでしょうが、ベッドが楽です。

介護用ベッドは、電動で高さや背中を起こしたり、膝を上げてくれる機能の付いたものもあります。鵠ベッド脇の手が届く位置に小卓があると小物を置くのに便利です。

照明は明るく、しかもまぶしくないように設置しましょう。スイッチは枕元で操作できるように設トけるか、リモコン式にすると便利です。夜中のトイレの利用なども考慮し、常夜灯や足元灯なども検討してください。換気は熱を逃がさないように熱交換型の空調換気扇にして、暖房は空気をかき回さず、足元が暖かく、低い温度でも快適な床暖房をお勧めします。また、冷房を強くするよりは、風通れよれしをよくする方が体には優しいです。

その他緊急時の避難路を確保しましょう。家具や備品は障害とならないようにし、非常時の通報装置を設置しましょう。枕元にブザーやインターホンを付けて、通報できるようにするとよいでしょう。また、電話や玄関のインターホンに枕元で対応できるようにすると留守番のときなどにも便利です。

洗面所のバリアフリーリフォーム

滑りにくく、温かみのある材質に

洗面や歯磨き、洗濯など清潔を保つのに大切な場所です。脱衣を兼ねる場合もあるので、収納や広さをゆったり確保することが必要です。湿気やすい場所でもあるので、明るく風通しを良くし、また、裸になる場でもあるので寒さにも対処しましょう。なお、寝室に隣接または近接させるとよいでしょう。

広さは湯上がりの休息や、着脱衣がしやすいように腰掛けられるいすがあると便利なので、余裕のある広さを確保し、できれば車イスの回転できるスペースも確保しましょう。床は水に濡れても滑りにくく、耐水性があり、掃除のしやすい素材を選ぶ。裸足になった時、触れても感触がよく、温かみのあるコルクタイル、クッションフロアなどの材質にするとよいでしょう。

壁、天井は湯気や湿気の多い所なので水に強く、汚れやカピの付きにくい素材を選ぶこと。調湿作用のある自然素材もあります。窓は広くとり、採光や通風に配慮、出入口は出入りをスムーズにするために段差はなく、扉一は軽量な引き戸が望ましい。車いすの使用に配慮し、開口幅は広くとりましょぅ。把手は、レバーハンドルや棒状のものが使いやすく、換気のためのガラリをつけるとよいでしょう。

収納は下着やパスタオルなどの収納を確保しましょう。化粧品や洗面小物の収納は手の届きやすい位置に設けましょう。小物を入れる収納キャビネットは洗面台の側壁に設けると良いでしょう。洗面台の高さは、使う人の身体す法に配慮した高さにし、寄りかかっても安全なように強固に取り付けます。

車いすでの使用や、いすに座って洗面や化粧をすることを考慮し、カウンターの下は空調にし、膝入れスペースを設けます。シャワー付きの洗面台は、頭だけ洗いたいときに便利です。鏡は座った姿勢でも顔が見えるように高さや大きさに配慮し、水栓金具は操作しやすいレバー式にします。サーモスタット(温度調節)機能が付いたものが便利です。

手すりは動作を検討し、必要な位置に手すりを設置し、または、将来設置するために下地を補強しておくことを忘れずに。手すりはタオル掛けにも利用できます。照明はできるだけ明るくするため、点光源よりは線光源、線光源よりは面光源のほうがまぶしくなく、暗がりでもスイッチの位置が分かるタイプとすることが望ましく、スイッチはホタルスイッチやワイドタイプスイッチを使用しましょう。

換気は窓を大きくとって通風を良くし、換気扇も設け、暖房は浴室と脱衣室には室温に急激な変化埼がないよう、短時間で暖かくなるような低温稲射式の床暖房が望ましいでしょう。電気ヒーターや電気温風機などもすぐに温かくなるので良いのですが、防災に注意して、操作しやすい安全なものを使用し、簡便に電気で暖房ができるように、コンセントを設置しておくとよいでしょう。

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