タマホームの平屋は2LDK・3LDK・4LDKで価格がどう変わる?
タマホームで平屋を建てたいものの、「2LDK・3LDK・4LDKでは価格がどのくらい変わる?」「建物本体以外も含めると、最終的にいくら必要?」と迷っている人は多いのではないでしょうか。
タマホームは価格を抑えた自由設計の家を強みとしていますが、平屋の総額は部屋数だけでは決まりません。延床面積、建築地域、地盤状況、付帯工事の内容、設備やオプションによって大きく変わります。
一般的には、夫婦2人や子どもが独立した家庭なら2LDK、子育て世帯なら3LDK、子ども部屋に加えて書斎や客間を確保したい家庭なら4LDKが候補になります。
この記事では、2026年時点の公式商品情報と公開されている建築実例をもとに、2LDK・3LDK・4LDKそれぞれの広さ、価格の目安、間取りの考え方を解説します。
本体価格と総額の違いや、予算を抑えるポイントも紹介するので、タマホームで平屋を検討している方はぜひ参考にしてください。
タマホームの平屋の価格を間取り別に比較
まず、間取り別の広さと価格の全体像を把握しておきましょう。部屋数が増えれば延床面積が広がり、建物本体価格・付帯工事費・土地の必要面積のすべてに影響します。
2LDK・3LDK・4LDKの広さと価格の目安
| 間取り | 延床面積の目安 | 向いている家族構成 | 価格の考え方 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 2LDK | 20〜25坪前後 | 夫婦・1〜3人家族・老後の住まい | コンパクトにすれば費用を抑えやすい | 小規模な建物は坪単価が高くなりやすい |
| 3LDK | 25〜32坪前後 | 3〜4人家族 | 広さと価格のバランスが取りやすい | 収納不足と生活動線に注意 |
| 4LDK | 30〜40坪前後 | 4〜5人家族・書斎や和室が必要な家庭 | 建物・土地ともに費用が上がりやすい | 廊下の長さ・採光・敷地幅を確認する必要がある |
- 20〜25坪:66.12㎡〜82.64㎡
- 25〜32坪:82.64㎡〜105.79㎡
- 30〜40坪:99.17㎡〜132.23㎡
上記の価格の目安は、延床面積と坪単価から機械的に算出した数字ではなく、公開されている実例や業界相場をもとにした参考値です。タマホームは全国一律の坪単価を公表していないため、建築地域・仕様・オプションの内容によって実際の金額は変わります。
最終的な総額は本体価格だけでは分からない
家を建てるときに必要な費用の全体像は、次の式で整理できます。
建築総額 = 本体工事費 + 付帯工事費 + 諸費用 + オプション費用
土地をすでに所有している場合と、新たに購入する場合では、最終的に必要な資金が大きく異なります。本記事では「建物にかかる費用」を中心に解説しますが、土地代を別途確保しておく必要がある点は最初に確認しておいてください。
タマホームの平屋の本体価格・坪単価・総額
タマホームの平屋を検討するうえで、「坪単価はいくら?」という疑問はよく聞かれます。ただし、この質問に対して一つの数字で答えることには注意が必要です。
タマホームは全国一律の坪単価を公表していない
タマホームの公式サイトでは、建築地域によって商品ラインナップや断熱仕様が変わることが明記されています。そのため、「タマホームの坪単価は○万円」と断定することはできません。坪単価に影響する主な要因は以下のとおりです。
- 建築地域(北海道・東北・関東・九州など断熱区分が異なる)
- 商品グレード(大安心の家・シフクノいえ・GALLERIARTなど)
- 延床面積(小規模ほど坪単価が高くなりやすい)
- 間取りの複雑さ(廊下・水回りの数・設備グレード)
- オプションの有無(太陽光・床暖房・大開口サッシなど)
- 建築時期(資材価格や工賃の変動がある)
2026年時点の外部サイトによる調査や実例集計によると、建物本体価格ベースでの坪単価は60万円前後が多く報告されており、付帯工事費や諸費用まで含めた総額ベースでは75〜80万円前後が現在の実態に近いとされています。ただしこれはあくまで参考値です。
公開されている平屋の建築実例(SUUMOなど)
タマホームの平屋実例として公開されている情報をもとに、延床面積と本体価格の関係を整理しました。「これが現在の標準価格」ではなく、仕様・建築時期・建築地域が異なる実例として参考にしてください。
| 延床面積 | 本体価格(公開実例) | 坪単価換算(参考) |
|---|---|---|
| 30.3坪 | 2,000〜2,499万円 | 66〜82.5万円 |
| 34.0坪 | 2,000〜2,499万円 | 58.8〜73.5万円 |
| 38.5坪 | 3,000〜3,499万円 | 77.9〜90.9万円 |
| 40.3坪 | 2,500〜2,999万円 | 61.9〜74.3万円 |
同じ30坪台でも、設備や仕様の選択によって価格に大きな幅があることが分かります。資金計画を立てるときは、これらの実例を参考にしつつ、見積もりを通じて自分の条件に合った金額を確認することが重要です。
⇒ タマホームの見積もりをもらう(無料)本体価格に含まれない可能性がある費用
タマホームの見積もりには、建物本体価格(基礎・躯体・断熱・内装・設備など)のほかに、以下の費用が含まれないケースがあります。事前に確認してください。
- 地盤調査・地盤改良費用
- 屋外給排水・ガス引き込み工事
- 外構工事(駐車場・フェンス・アプローチなど)
- 照明器具・カーテン・エアコン
- 太陽光発電・蓄電池
- 登記費用・住宅ローン関連費用
- 火災保険・地震保険
- 土地購入費用(未所有の場合)
付帯工事費は本体価格の15〜25%程度が目安とされており、諸費用まで含めると総額はさらに膨らみます。「本体価格2,000万円」と聞いても、最終的に必要な資金は2,500〜2,700万円以上になるケースも珍しくありません。
平屋は2階建てより坪単価が高くなりやすい
平屋は同じ延床面積の2階建てと比べて、基礎と屋根の面積が約2倍になります。基礎・屋根はどちらも費用のかかる部位であるため、平屋は構造的に坪単価が高くなりやすい住宅形式です。「2階建てより安く建てられる」という誤解を持ちやすいので注意してください。一方で、階段が不要・バリアフリーが実現しやすい・メンテナンスがしやすいなどのメリットがあり、ライフスタイルや将来設計に合わせた選択が重要です。
タマホームの2LDK平屋|価格と間取り
2LDKの平屋は、延床面積を抑えながら必要な機能をコンパクトにまとめた住まいです。「家族が多くないから部屋数よりも生活しやすさを重視したい」という方に向いています。
2LDKはどんな家族に向いているか
| 建物本体価格 | 2,500~2,999万円 |
|---|---|
| 延床面積 | 137.05㎡ (41.4坪) |
| 家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
2LDKの平屋が適している家族構成・ライフスタイルは次のとおりです。
- 夫婦2人のセカンドライフ・終の住まい
- 子どもが1人いる若い夫婦(将来の間仕切りを想定した設計も可能)
- 子どもが独立したあとの建て替えや住み替え
- 在宅勤務が多く、書斎と寝室を分けたい方
- 広いLDKと収納を最優先にしたい方
延床面積の目安は20〜25坪前後です。ただし、20坪を下回る小規模な建物は坪単価が高くなりやすいため、「小さい家=安い家」とは必ずしもなりません。予算計画を立てるときは、延床面積の下限をどこに設けるかをタマホームの担当者と相談しながら検討することをおすすめします。
2LDKのおすすめ間取りのポイント
2LDKで快適に暮らすために、間取りに盛り込みたい要素は以下のとおりです。
- 16〜18畳のLDK(テレビ・ダイニング・キッチンをゆったり配置)
- 主寝室(10〜12畳、WICまたはファミリークローゼット付き)
- 多目的室・洋室1室(書斎・子ども部屋・趣味室などに転用できる設計)
- ランドリースペース一体型の洗面脱衣室
- パントリー(キッチン横の収納スペース)
廊下を短くし、LDKを中心に主寝室・多目的室・水回りを配置する動線が、2LDKの平屋では面積を有効に使うコツです。将来的に多目的室を2室に仕切ることを見越して、部屋の幅を広めに確保しておくと、ライフスタイルの変化に対応しやすくなります。
2LDKで価格を抑えるポイント
- 建物の形を長方形に近づける:凹凸が多いほど外壁量・基礎量が増え費用が上がる
- 廊下を短くする・なくす:廊下面積は居住に使えない「非居室面積」になる
- 水回りを1か所にまとめる:配管延長が減りコストダウンにつながる
- 収納を広げすぎない:収納を増やすより、ファミリークローゼット1か所に集約する方が効率的
- 将来の間仕切りを想定した構造にする:広い1室として建て、後で間仕切れる設計にすると初期費用を抑えられる
タマホームの3LDK平屋|価格と間取り
3LDKの平屋は、3LDKの平屋は、子育て世帯が検討しやすい代表的な間取りです。子育て世帯に適した広さがありながら、無駄のない設計を選べば予算を現実的な範囲に収めやすい点が評価されています。
3LDKはどんな家族に向いているか
| 建物本体価格 | 2,000~2,499万円 |
|---|---|
| 延床面積 | 112.41㎡ (34.0坪) |
| 家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
3LDKの平屋に適しているのは、主に3〜4人家族です。延床面積の目安は25〜32坪前後です。
- 夫婦と子ども1〜2人(子どもが小学生〜中学生の時期)
- 親の部屋・主寝室・子ども部屋の3室が必要な家庭
- テレワーク用の書斎を個室として確保したい方
- LDKを広く取りつつ、個室もしっかり設けたい方
3LDKは部屋数・広さ・価格のバランスが取りやすく、タマホームの建築実例でも30坪前後の3LDK平屋は2,000万円台前後のものが多く見られます。ただし、付帯工事費や諸費用を加えると総額は2,500万円を超えるケースも多いため、見積もりには総額ベースで確認することが不可欠です。
3LDKのおすすめ間取りのポイント
3LDKで生活の質を上げるために押さえたいポイントは次のとおりです。
- LDK18〜20畳(平屋らしい開放感を出すために勾配天井も選択肢)
- 主寝室8〜10畳(WICまたは大容量クローゼット付き)
- 子ども部屋2室(各6畳前後・引き戸で将来間仕切りができる設計)
- ファミリークローゼット(各部屋に収納を分散させず一箇所に集約)
- 洗面・洗濯・干し場が回遊できる動線(家事効率が格段に上がる)
- パントリー(食品・日用品のストックを収納する専用スペース)
3LDKの平屋で失敗しやすいポイント
設計の段階で見落とされやすい失敗例を紹介します。後悔しないために事前に確認しておきましょう。
- LDKを広くしすぎて個室が狭くなる:LDKと個室のバランスを面積で確認する
- 収納を各部屋に分散させすぎる:細かい収納が増えると有効面積が減りやすい
- 子ども部屋とリビングが近く、生活音が響く:配置を工夫し、寝室ゾーンとLDKゾーンを分ける
- トイレが1か所で不便になる:30坪を超える場合はトイレを2か所設けることを検討する
- 平面が広くなることで建物中央に光が届かない:天窓・中庭・高窓などで採光を補う設計が必要
3LDKの総額を確認する方法
タマホームに3LDKの平屋を依頼するとき、見積もりは「本体価格だけ」ではなく、付帯工事費・オプション・諸費用を含めた資金計画書を提示してもらいましょう。「本体価格2,200万円」でも、外構・地盤改良・照明・カーテンなどを加えると総額2,800万円を超えるケースがあります。複数の担当者に同条件で見積もりを依頼し、総額で比較することが大切です。
タマホームの4LDK平屋|価格と間取り
4LDKの平屋は、タマホームの平屋の中では最も費用と敷地が必要になる間取りです。しかし、部屋数が多い分、家族のプライバシーを確保しながら広い共有スペースを実現できるという大きなメリットがあります。
4LDKの平屋は、部屋数が増えるだけでなく、廊下や収納、採光、必要な土地面積まで考える必要があります。ここでは、4LDKを無理なく配置するための広さと間取りのポイントを詳しく解説します。
4LDKはどんな家族に向いているか
| 建物本体価格 | 3,000~3,499万円 |
|---|---|
| 延床面積 | 127.32㎡ (38.5坪) |
| 家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
- 夫婦と子ども2〜3人の4〜5人家族
- 親との同居・将来の二世帯を意識している家庭
- 書斎や仕事部屋を専用で確保したい方
- 客間・和室を設けたい方
- 趣味部屋(楽器・工作・DIYなど)を独立させたい方
延床面積の目安は30〜40坪前後です。40坪を超えると建物コストだけでなく、必要な敷地面積も大幅に増えます。建ぺい率・容積率の制限がある地域では、希望する間取りが実現できない場合もあるため、土地探しと同時に間取りを検討することが重要です。
4LDKのおすすめ間取りのポイント
4LDKの平屋を設計するうえで押さえておきたい要素を紹介します。
- LDK18〜22畳(4LDKでもLDKが狭くなりすぎないよう注意)
- 主寝室8〜10畳(WICまたは隣接クローゼット付き)
- 子ども部屋2室(各6畳前後、引き戸で仕切りを後から変更できる設計)
- 書斎・和室・多目的室のいずれか(家庭の用途に合わせて選択)
- ファミリークローゼット(各部屋に収納を分散させず、動線上に集約)
- トイレ2か所(30坪を超えたら標準的に2か所設けることを推奨)
- 洗面台は2か所検討(朝の混雑を解消する)
4LDKの平屋は土地の広さにも注意が必要
平屋は1階だけで全居室を確保するため、同じ延床面積の2階建てと比べて広い敷地が必要です。4LDK・30〜40坪の建物を建てる場合、建ぺい率60%の土地なら50〜70坪程度の敷地が最低限の目安になります。ただし、以下の要素を考慮すると、さらに広い土地が必要になるケースが多いです。
- 駐車場スペース(2台以上の場合は追加で10〜20坪前後)
- 庭や外構スペース(アプローチ・物置・エアコン室外機の設置場所)
- 隣家からの採光確保(隣接する建物との距離を考慮した配置)
- 建ぺい率・容積率・用途地域の制限(地域によって異なる)
「建物が30坪だから土地も30坪で十分」とはなりません。土地と建物を同時に検討することで、総予算のバランスを保つことができます。
4LDKで価格が上がりやすい設備・オプション
4LDKの平屋で費用が上がりやすいポイントを把握しておくと、予算コントロールに役立ちます。
| 設備・オプション | 価格への影響 | 備考 |
|---|---|---|
| トイレの追加(2か所目) | 中〜高 | 配管工事を含めると相応の費用がかかる |
| 洗面台の追加 | 中 | 朝の混雑解消に有効 |
| 勾配天井・吹き抜け | 中〜高 | 平屋の開放感を高めるが費用増になりやすい |
| 中庭(ウッドデッキを含む) | 高 | 採光確保に有効だが構造が複雑になる |
| インナーガレージ | 高 | 外構工事費を削減できる一方で建物費用が増加 |
| 大開口サッシ・掃き出し窓 | 中〜高 | 開放感は増すが断熱性への影響を確認する |
| 太陽光発電・蓄電池 | 高 | 長期的な光熱費削減効果と初期費用のバランスで判断 |
廊下を減らして面積を有効活用する
4LDKは部屋数が多い分、廊下が長くなりやすいという課題があります。廊下は居住に使えない「非居室面積」であるため、延床面積を無駄なく使うためには廊下をできるだけ短くする設計が重要です。
具体的には、LDKを中心に各居室・水回りを放射状に配置する「センターLDK型」の間取りが有効です。玄関から各部屋への動線をLDKを通る形にすることで廊下を省略でき、その分を居住スペースや収納に充てることができます。4LDKの場合は廊下の長さを設計段階でしっかり確認することをおすすめします。
タマホームで平屋を建てられる現行商品
タマホームには平屋に対応したいくつかの商品があります。商品ごとに設計の自由度や価格の考え方が異なるため、自分のニーズに合った商品を選ぶことが重要です。
GALLERIART(ガレリアート)
GALLERIARTは、タマホームが公式に平屋商品として紹介しているシリーズです。平屋とインナーガレージを組み合わせた構成が最大の特徴で、自動車・バイク・自転車の保管だけでなく、趣味のスペースや多目的スペースとしても活用できます。
- 平屋+インナーガレージの一体設計
- 完全自由設計に対応
- 木造軸組在来工法
- 長期優良住宅認定基準に標準仕様で対応
- 条件を満たす場合は最長60年保証に対応(条件あり)
ガレージのある平屋を検討している方には魅力的な選択肢です。ただし、インナーガレージ分の面積が加わるため、同じ延床面積の通常平屋と比べて敷地が必要になる点には注意が必要です。詳細はタマホーム公式のGALLERIARTページで確認してください。
大安心の家
大安心の家はタマホームのベストセラー商品で、自由設計が特徴です。平屋でも2階建てでも対応しており、大安心の家は、タマホームがベストセラー商品として紹介している自由設計の住宅です。以下の点を確認しておきましょう。
- 家族構成や敷地に合わせた自由設計に対応
- 建築地域によって断熱仕様が異なる(断熱等級・UA値を要確認)
- 平屋で建てる場合の適用仕様は店舗確認が必要
- 長期優良住宅対応・最長60年保証対応(条件あり)
シフクノいえ
「シフクノいえ」は、2026年7月公表のタマホームの中期経営計画にも商品名が掲載されています。ただし、公式の商品ラインナップは建築地域によって異なり、現在の販売地域・プラン・価格が全国共通とは限りません。建築予定地を担当する店舗で最新情報を確認してください。
ただし、以下の点を理解したうえで検討してください。
- 過去に販売された「シフクノいえプレミア」などの価格・仕様・販売地域が現在も全国共通とは限らない
- 規格住宅であるため、間取りの変更に制限がある
- 最新の販売状況・適用エリアは建築予定地を担当する店舗で確認が必要
⚠️ 過去の「シフクノいえプレミア」で1,000万円前後の価格が紹介されているウェブ記事が多数存在しますが、この価格が2026年現在も全国で適用されるとは限りません。予算計画の根拠にする場合は、必ず最新の店舗見積もりで確認してください。
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家の価格だけでなく、長期的な生活の質と安全性を守る「性能」と「保証」も重要な確認事項です。
耐震性と構造
タマホームは木造軸組在来工法を採用しており、耐力面材や金物工法による補強が行われています。地盤調査はすべての物件で実施しており、調査結果に応じてベタ基礎や地盤改良工事が行われます。耐震性については、商品ごとに仕様が異なるため、希望する商品の耐震等級を事前に確認してください。
断熱性能は建築地域で異なる
タマホームの断熱性能は、建築地域(断熱地域区分)によって仕様が変わります。寒冷地仕様と温暖地仕様では断熱材の種類・厚さ・窓の性能が異なるため、「断熱等級○○が標準」という情報は建築地域を確認しないと正確な判断ができません。UA値や断熱等級の具体的な数値は、商品名と建築地域を合わせて担当者に確認することをおすすめします。
最長60年保証には条件がある
タマホームは最長60年の保証制度を用意していますが、「60年保証」が自動的に適用されるわけではありません。保証を継続するには、タマホームが定める定期点検の受診や、必要に応じた有償メンテナンス工事の実施が条件になります。詳細な保証内容・条件は契約前に確認し、長期的なメンテナンス費用も含めた資金計画を立てておくことが大切です。
タマホームで平屋を建てるメリット
タマホームを平屋の選択肢として検討する際に、評価されやすいポイントをまとめます。
- 全国展開による相談窓口の多さ 全国各地に店舗があり、地元での相談・アフターフォローが受けやすい
- 自由設計に対応 主力商品は間取りの自由度が高く、2LDKから4LDKまで幅広く対応できる
- 価格と品質のバランス 2026年の坪単価帯(本体ベースで60万円前後)は大手ハウスメーカーと比較して割安感がある
- 平屋専用商品がある GALLERIARTなど平屋を想定した商品ラインナップが存在する
- 公式の施工事例が豊富 タマホーム公式サイトにも複数の平屋施工事例が掲載されており、イメージを確認しやすい
- 長期優良住宅対応 標準仕様で長期優良住宅認定基準に対応する商品があり、税制優遇が受けやすい
タマホームで平屋を建てる際の注意点
メリットがある一方で、事前に理解しておきたい注意点もあります。
- 本体価格だけで予算を判断しない 付帯工事費・諸費用を加えた総額で計画を立てる
- 建築地域によって商品・仕様が異なる ウェブ上の情報が自分の建築地域に当てはまらないケースがある
- オプションで金額が上がりやすい 標準仕様から変更すると追加費用が発生し、想定外の出費になることがある
- 広い土地が必要になる 2階建てより基礎・屋根が大きくなるため、同じ床面積でも広い敷地を確保する必要がある
- 建物中央に光が届きにくい 広い平屋ほど中央部の採光を補う設計(天窓・吹き抜け・中庭など)が必要になる
- 過去の限定商品の価格は現在の参考にならない 「シフクノいえプレミア1,000万円台」などの情報は現在の販売価格と異なる可能性が高い
タマホームの平屋を予算内に収める7つの方法
部屋数や広さへの希望と予算のバランスを取るために、建設費用を抑える工夫をまとめます。
- 延床面積の上限を先に決める 「何LDKにするか」より「何坪で建てるか」を先に決める。坪数を固定することで予算が管理しやすくなる
- 建物を正方形または長方形に近づける 凹凸のある複雑な形状は外壁・基礎が増え、費用が上がりやすい
- 廊下を短くする・なくす 廊下はコストのかかる非居室面積。LDKを動線の中心にした間取りが効率的
- 水回りを一か所にまとめる キッチン・洗面・浴室・トイレを近くに集約すると配管工事費が削減できる
- オプションに優先順位を付ける 「入居後に後付けできるもの(エアコン・照明・外構の一部)」と「後から変更しにくいもの(断熱・構造・設備配置)」を区別する
- 土地と建物を同時に検討する 土地代・外構費・建物費を合算した「住まいの総予算」を設定してから土地を探す
- 同じ条件で複数社の総額を比較する 本体価格ではなく、付帯工事費・諸費用まで含めた金額で比較することが重要
⚠️ 希望する部屋数と予算が固まったら、タマホームだけでなく、同じ延床面積・設備条件で複数社の見積もりを比較することをおすすめします。本体価格の比較だけでは実際の費用差は見えにくく、付帯工事や諸費用まで含めた総額で判断することが大切です。
タマホームの平屋と他社を比較するときのポイント
タマホームは「本体価格の安さ」が強みとして語られることが多いですが、他社との比較では次の点を意識することが重要です。
比較するときに揃えるべき条件
複数社の見積もりを比較する場合、条件を揃えなければ意味のある比較になりません。以下の項目を各社に提示して、同一条件で見積もりを依頼しましょう。
| 確認項目 | 確認のポイント |
|---|---|
| 延床面積・坪数 | 各社で同じ坪数で見積もりを依頼する |
| 断熱仕様 | 断熱等級・UA値・使用断熱材を確認する |
| 耐震等級 | 耐震等級3か、2か、計算方法(許容応力度計算か壁量計算か)を確認する |
| 付帯工事費の有無 | 地盤改良・屋外給排水・外構が含まれているか確認する |
| 設備のグレード | キッチン・浴室・洗面・トイレのメーカーとグレードを確認する |
| 諸費用 | 登記費用・ローン関連費用・保険料が含まれているか確認する |
「安さ」だけでなく「総合的な住宅性能」で判断する
タマホームは大手ハウスメーカーと比較して本体価格を抑えやすいポジションにありますが、断熱性・気密性・アフターサポートの体制などで差が出ることもあります。「価格が安い=お得」ではなく、「同じ条件で何が違うか」を確認する姿勢で比較することが、後悔のない家づくりにつながります。
同一条件の見積もり比較には、一括比較サービス(タウンライフ・LIFULL HOME'S・SUUMOカウンターなど)を活用すると、複数社の見積もりを効率よく集めることができます。
まとめ|タマホームの平屋は間取りと総額の両面から検討しよう
この記事では、タマホームの平屋について2LDK・3LDK・4LDKの間取りと価格の目安、商品ラインナップ、性能・保証、注意点、費用を抑えるポイントをまとめて解説しました。
重要なポイントを最後に整理します。
- タマホームの平屋の坪単価は建築地域・商品・仕様によって異なり、2026年時点では本体ベースで60万円前後、総額ベースで75〜80万円前後が参考値
- 本体価格に付帯工事費・オプション・諸費用を加えた「総額」で予算を立てることが不可欠
- 2LDKは20〜25坪、3LDKは25〜32坪、4LDKは30〜40坪が目安だが、廊下の長さ・採光・土地条件も同時に検討する
- シフクノいえは現在も商品ラインナップに存在するが、過去の価格がそのまま適用されるとは限らない
- GALLERIARTや大安心の家など自由設計の商品を軸に、建築予定地の店舗で最新の仕様・価格を確認することが重要
タマホームで平屋を建てる際は、希望する間取りと延床面積を固めたうえで、総額ベースの資金計画書を作成してもらいましょう。複数社の見積もりを比較することで、より納得のいく判断ができます。
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