壁板の張替え費用はいくら？板張りの壁を、クロス張りにリフォームして部屋を明るくする

　　

暗い印象の「壁板の部屋」をクロスに張り替えるて明るくする

築古の家には、木目の壁板の部屋が多くあります。

この壁板に使用されているのは、「プリント合板」という壁材です。昔はよく使われていましたが、今では古くて安っぽい印象なので、新たにクロスに張替えすると明るく清潔感のある部屋になります。

オシャレな木目調の壁板ならいいのですが、昔ながらの古い壁板をリフォームしたいという要望は多いです。

ここでは、壁紙・クロスに張り替えのリフォームについてご紹介していきます。

壁板の部屋をクロスに張り替える費用は？

壁紙・クロス張り替えリフォームの料金相場表

壁4面と天井の壁紙・クロスの張替えの総額料金。材料費+工事費+諸費用を含めた総額になっています。

※壁の状態によって（大きな穴があったり、破損が見られる場合）は追加料金が必要なことがあります。
※壁紙・クロスのグレードによって、総額が変わります。

壁板の部屋をクロスに張り替えるリフォーム手順

リフォームするための、壁板（プリント合板）の下地処理

木目調の化粧ベニアの壁板のままでは、クロスを貼れない為、下地の処理が必要になります。クロスが貼れるようにパテを使い下地調節を行います。

クロス施工

クロスの幅の位置を計測して、目印をつけて、糊をあらかじめつけておいたクロスをはります。

糊が均一になるよう、刷毛で空気を抜くと同時に、糊の厚みも均一になるよう調整します。

壁紙・クロスの種類別の価格について

クロスは、大きく分けて「量産品」と呼ばれるものと、「1000番台クロス（一般品）」と呼ばれるものの２つに分かれています。

量産品クロス

色や柄は多くありませんが、最もベーシックなビニールクロスです。価格も安く使いやすいクロスです。価格が安い量産品クロスだからと言って、品質が悪いという事ではありません。色、柄が少ないことと、機能性が「1000番台クロス」に比べて、少し劣るくらいで耐久性があり、防カビ性もあるお値打ちな壁紙です。

賃貸住宅のクロス張替え時には大抵この量産品クロスで張替えされる場合が多いです。

1000番台クロス

「普及品クロス」とも呼ばれる、壁紙メーカーが最も多く販売している壁紙です。

ビニールクロスがメインで、色、デザイン、柄、素材などが豊富です。汚れ防止や、吸湿性など、機能性のある壁紙も沢山あります。一般的に、分譲マンションや一戸建てでのクロス張替えには1000番台クロスを選ぶことが多いです。

壁板から、クロスへの張替えを価格を抑えて施工するには？

クロスの張替えは、「材料費」「張替え施工費」が業者によって違うので、料金の差が大きくなることが多いです。数万円の違いになることもあるので、必ず複数の業者へ見積もりをとる必要があります。

複数の会社から見積もりをもらうことで費用の比較ができます。見積もりを見る際は、クロスのグレード（量産品クロスか、普及品1000番台クロスか）、諸経費は含まれているか、を確認しましょう。

クロス張替えの見積もりの注意点

クロスの料金以外は、下記の項目について確認しましょう。

リフォーム業者が違うと、見積もり額も変わってくる

リフォームを激安・格安にするには、相見積もりをとって、業者の費用を比較することです。

複数社を比較して、最適な優良業者に依頼する

相見積もりは自分でやると、手間と時間がかかります。また、優良な業者を見つけるのは難しいです。

悪質な業者に依頼してしまうと、質の悪い工事で、高い費用を支払うことになるかもしれません。

そこで、厳格に審査された『優良業者』が登録されている『一括見積もりサービス』を利用して、複数社の見積もりを比較するのがおすすめです。

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